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Swine Fluの話

今、感染症科で実習中だが今週に入ってからSwine flu(通称:豚インフル)の話がアツイ。
ノースカロライナはメキシコからそう遠くもないので2週間くらいあとには確定診断されるケースが出てくるんじゃないかなぁ・・。
たぶん病院のHealth Care Workerには優先的にタミフルやリレンザが配られると楽観的に考えているのでそれほど危機感は感じていない。

感染症科とは今週でおさらばだけど、病院にいる以上リスクはまだある。
昨日の話
→重篤な呼吸器感染症を訴えたらすぐに救急(ED)へ、疑わしきは感染症科(ID)へ。
その際、患者は鼻と口をマスクでカバー。
潜伏期は約7日間。
咽頭から綿棒で検体を取ってくるのはダメ、鼻から綿棒を突っ込み鼻咽頭から取ってくるのが最も望ましい。
どうやらDroplet Precausionが推奨されているらしいが、UNCはAirborne Precautionで
対応しようかと話していた。
Health Care Workerはゴーグル、マスク(N-95)の着用。N-99とかはどうなんだろ?
MEDはタミフルかリレンザで7日間。リレンザのほうが現在は有効とされている。
この時点での議論では予防に関しては7日間の抗ウイルス薬の投与がいいんじゃないかという議論だった。

今日→NCでも疑わしきケースが15人ほどいるそう。
今までにNCでは50人ほど疑わしいケースがあったらしいが、今のところCDCからの情報では結果が出たものはすべて陰性。
昨日はメキシコで26人がSwine fluだと確定された。


アメリカ国内には膨大な量のワクチンの備蓄があるそうだが、疑いの濃厚な人や合併症が懸念される年齢(幼児・高齢者、妊婦)に優先的に治療が施される必要がある。
溝口君が聞けた話によると
「7日以内に感染者と接触した」または「メキシコへ旅行した」人の中で、
感冒様症状を呈している人は最もリスクが高いグループへ分類し、
隔離なども検討する。
「ただの感冒様の症状、ただし季節外れと思われる」人は、一つ下のグループ。
「入院中で、原因不明の重篤な呼吸器感染症状を呈している」人は、もう一個下のグループ。
とのこと。
CDCでは、3段階に分類。
Confirmatory、Probable、Suspectedの3つで
Confirmatoryは急性の発熱を伴う呼吸器感染症でRT‐PCRが陽性あるいはViral Cultureが陽性のケース。

OnlineでCDCからcheck kit, antiviral drug, guidelineなどを手に入れることができるそう。今はCDCでしか確定診断ができないが、いずれ州のLocal Health Departmentでも確定診断が下せるようになるだろうとの見込み。
普通のインフルエンザ迅速キットでは
New Yorkで9人のSwine flu患者のうち3人しか陽性と出なかったらしい。
陰性が出ても偽陰性の可能性がある。
この日の話ではNCだけの話かもしれないが、予防措置は現在のところ行わないとのこと。
CDCのガイドラインには暴露後10日間の抗ウイルス薬が一部のリスクファクターの高い集団に対して推奨されている。

CDCのホームページなども見てみたが、これはまだデータが十分に集積していない状態での一時的な対策に過ぎず、時事刻々と変わっていく。

NCもおそらく患者が発生したらDUKEかUNCに来るだろう。
免疫機能が正常な人にかかりやすいという噂があるが、それがまた恐ろしい。
致死率も7パーセントくらいだっけ?あまり油断はできない数字な気がする・・。
普通のマスクしてもそんなに意味ないだろう。

せめて感染症かが終わる3日後までに患者が来ないことを祈るのみです。
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